#4.「撮る瞬間」を楽しむカメラ FUJIFILM x-pro3について

「撮る瞬間を楽しんでほしい」ということにこだわったカメラがあります。
FUJIFILMのx-pro3 というカメラです。

私はこのx-pro3 というカメラに出会って

写真への愛がふたのたび溢れ出して、沼にはまることになるのです。笑

写真屋さんの仕事を離れてからは、カメラをさわる機会が減っていました。


そんな時、あるインタビュー記事・動画を見つけました。

動画を見て、記事を読み終わったあと、言葉にできないワクワクが生まれたんです。


それは、富士フィルムが出している動画と、社員である上野隆さんのインタビュー記事です。


■動画


【出典元:FUJIFILM X Series.Camera Punk (2019) / FUJIFILM】


この動画、めちゃくちゃかっこいいんです。
富士フィルム社員さんがこのカメラを生み出すまでの努力や、Xシリーズを愛するフォトグラファーたちの想いが語られています。


■インタビュー記事


【出典元:XD(クロスディー).撮った写真が「すぐ見れない」意味。富士フイルムの尖ったデジタルカメラ『X-Pro3』開発の裏側とは?】


動画を見て記事を読んで、フィルムカメラを毎日のように使ってたあのワクワクを思い出しました。

それからというもの、四六時中x-pro3について調べまくる日々、、

気づけばポチッとしていましたよねww


食材だと10円単位でいかに安く買えるか悩んだりするのに、こういうのはスッと買ってしまう。

好きなモノとはそういうものですね。

FUJIFILM Xシリーズについて

今では化粧品や再生医療などの新規事業などもされている富士フィルムですが、

実はデジタルカメラも個性的なラインナップが多く、世界各国にファンがいます。

Xシリーズにはカメラ初心者が使えるものから、プロ向けのものまで幅広く展開があります。


その中でも今回は、フィルムユーザーの心を鷲掴みにするであろう、x-pro3 についてのお話です。
x-pro3 は、Xシリーズから出ている、ミラーレス一眼のカメラです。


①ファインダーを覗く楽しさ

x-pro3 には、「背面液晶」がありません。これ、あえて無くしています。

ディスプレイを見ながらではなく、ファインダーをのぞいて、"撮る"という行為に集中して欲しい。

そんな思いからこのような仕様になってます。

これなかなかの決断ですよね、、、!

※一応、ディスプレイは折り畳まれて収納されているので、いざという時はちゃんと確認できます◎


②フィルムの質感を楽しむ
のぞくだけでは他の一眼たちと同じ。
x-pro3 には、「フィルムシュミレーション」という機能があります。
アプリなどでいうフィルターのようなものですね。

これ、富士フィルムが今まで出してきた往年のフィルムたちの色調を再現したフィルターが搭載されているのです。
プロビア、ベルビア、アスティア、アクロスなどなど、、リバーサルフィルムや、モノクロフィルムなどの色調を再現しています。

特にx-pro3 から搭載された「クラシックネガ」というフィルターが、なんとも言えないネガフィルムらしい色調を表現しています。
彩度を落としつつも、赤や緑の出方がとてもきれい。
※x-pro3 以外にもフィルムシュミレーション搭載の機種はあります。
↑クラシックネガで撮影した写真です

③遊び心があるデザイン
本来ディスプレイがある部分。
ここには何やら小さなディスプレイが、、、

このディスプレイ、今設定しているフィルムシュミレーションの種類が表示されているんです。
しかも、フィルムのパッケージのようなデザインで!フィルムを使ってきた方なら、懐かしい!となるはず、、!

(昔はフィルムボックスというものがあり、フィルムのパッケージをちぎって収納し、何のフィルムが装填されているか分かりやすくするようにしていたらしいです)


※シャッタースピードや絞りを表示するパターンへの切り替えもできます。

他にも語るとキリがない、、!

✔︎ 無骨なブラックボディ。

✔︎ チタン製で頑丈。防塵防滴。

✔︎ フィルムカメラを彷彿とさせる、しっとりとしたシャッター音

✔︎ 大きすぎず小さすぎず、重すぎず軽すぎずの絶妙なサイズ感。

✔︎ シャッタースピード、絞りがダイヤル式で感覚的に扱いやすい。


と、まぁフィルムシュミレーションを使うことで撮って出しの仕上がりもすでにいい感じ。(レタッチはまずしないです!)

デザインもクラシックで、シャッター音も気持ちよく、愛着が湧き、とにかく持っているだけで楽しくなるんです。

所有欲を満たしてくれるカメラなんですよね、、。

富士フィルムのこだわり

画素数、シャッター数、手ぶれ補正、、、スペックで競争になっているデジタルカメラ業界。

さらにメーカーごとに差別化するのも大変。

そこで富士フィルムはフィルム愛好家たちにねらいをつけたのでしょうが、大変な決断だったと思います。


フィルムを作ってきた会社なんだぞ!という自信や信念、愛が伝わります。

この方向性にOKを出した富士フィルムという会社が好きだ・・・。

(作ってくれてありがとう!!!!笑)


動画の中で、社員の方が仰っているのですが

「かっこつけずにかっこよくするのは難しい。」という言葉。

とても印象的でした。

今の時代正直、かっこつけたものはすぐにできてしまう。

本当にかっこいいものは何か。

"無駄なモノを排除して、バランスを取る"ことで創り上げたのがこのx-pro3、ということです。


クラシックネガでの作例
こういう、レトロなものを見つけるとついクラシックネガで撮りたくなります♡
人物も良いですが、町スナップが撮りたくなるカメラ!
他のフィルムシュミレーションも良いので、それぞれの作例なんかをまとめてみようかな♪
ゆるりとやっていきます。

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